アメリカ在住:元CAのブログ

駐在妻歴8年。海外生活、バイリンガル教育、日本に住む親の介護について。

夫婦のソーシャルディスタンス?

ちょっとまとまった雪が降ったアメリカ北東部。

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アメリカでは昨年もそうだったが、11月のサンクスギビングからホリデーシーズンが始まり、(子供達はハロウィンからホリデーモードに突入?)クリスマス、ニューイヤーと人が集まる時期が日本より長く続く。

当然ながらコロナ感染者が爆発的に増える。。。(昨年もこの時期そうだった)

 

で。

 

11月までは週に3回は会社に行くようになっていた夫が、またもや完全リモートワークに逆戻り。オフィスで感染者が出たそうで。。。

仕方ないけどさ。。。

「今週、会社行かないから。」

と聞いて、思わず「え?」と驚いた顔が出てしまう(笑)

悪いとは思うが、四六時中夫が家にいるというのはこんなにもストレスだったのかと改めて感じる今日このごろ。

 

決して夫婦仲は悪くない。なのにどうしてこんなにも精神的に苦しいんだろう。。。

近所の日本人のママ友さんたちともたまに話すが、やはり「ひとりになれないことがものすごいストレスだ」という人がほとんど。フォトグラファーをしているママさんが言っていた。

 

「私、一人きりになる時間がないとダメなタイプなんだってわかったわ。」

 

私もそうだ。学生時代、当時付き合っていた彼氏に「卒業旅行一緒に行こう」と誘われかけて、彼が言い終わるか終わらないかのうちに「一人旅するの。東南アジア。」ってバッサリ切ったことがあるくらいだから。

 

「別に俺のことは気にしなくていいから」

なんて夫はいうけれど、本当に気にしないで過ごすなんて無理なんだよね。一人だったら昼ごはんなんて残り物ちょっと食べるか食べないか、わざわざ料理なんてしない。洗い物増えるだけだし、作ってる時間に他のことができる。そもそも、「今日昼ごはん何にしよう?」って考えなければならないのが最大のストレスだ。毎日毎日、明日の子供の弁当と夕飯の中身を考えるだけでもいっぱいいっぱいなのに。

中にはお料理大好きで、一日中料理のこと考えて、一日中キッチンに立ってるのが全く苦にならないという人もいるけど、多くの女性はそうではないと思う。私も料理は苦手じゃないけど、好きか?と言われると最近は「NO」かもしれない、そんな感じ。

 

夫婦にも「ソーシャルディスタンス」って必要だと思う。(もちろんここで言うのはコロナで使われるソーシャルディスタンスという単語とは使い方が違うが。。。)

「社会的距離」を保つには物理的に距離を置くことが最も重要。夫が出て行かぬなら、自分が外に出れば解決するようにも思えるが、基本、主婦は家でやらねばならぬことが山ほどある。たまに買い物やらカフェやらに出かけることは当然あるが、毎日なんて行けるわけがないし、行く必要性もない。

夫が電話会議してるとか、うるさくしたら仕事に集中できないだろうかとか考えると、掃除機ひとつかけるのにもやたらと気を遣う。とにかくペースが狂うのだ。コロナ禍になってから家事の効率が明らかに落ちているし、それもイライラの原因だ。

 

そして今週は会社でコロナが出たからじゃなく、

 

「寒いから行くのやめる」

 

って。子供かよ!!

確かにマイナス10度を下回る気温の予報も出てるので、朝は道路が凍結して危険とか、まぁ色々あるんだろうけどさ。。。やれやれ。

 

ちなみに、「旦那さんが出勤すると困る」というママさんが一人だけいた。彼女は米国企業でリモートでフルタイムワークしているが、旦那さんに家にいてほしい理由は「会社に行かれると子供の幼稚園や習い事の送り迎えする人がいなくなるから」だそうだ。日頃から家庭内で「戦力」として働いてるってことか。。。納得(笑)

 

決して「あなたがいないと淋しいから」ではないらしい。