アメリカ在住:元CAのブログ

駐在妻歴8年。海外生活、バイリンガル教育、日本に住む親の介護について。

アメリカでも広がる「鬼滅の刃」「呪術廻戦」人気

意外と少年漫画が好きだ。

 

むかーし高校時代、クラスの男子たちが「マスターキートン」とか「パイナップルアーミー」とか「YAWARA」を回し読みしていて、クラスの女子もみんな順番に借りて読んでいたことがあった。

私の家は漫画禁止、テレビもNHK以外禁止だったから(泣)、そのとき借りて読んだ漫画があまりにも新鮮で、感動しっぱなしだったのを覚えている。特に「マスターキートン」の『狩人の季節』の章は好きだったな。。。

 

 

とまぁ昔話は置いといて、今はやっぱり「鬼滅の刃」と「呪術廻戦」。

大人になってからは漫画はそこまで読まなくなっていたけれど、息子が小学生になり、ママ友さんが鬼滅にハマり、そこからどんどんママ友に伝播して私も読んだ。気づいたら息子に頼まれてもいないのに、大人買いして全巻揃えてしまい夫に呆れられた(笑)

 

今住んでいるのはアメリカだが、こちらにも日本アニメの熱狂的なファンは多く、人気に火がつくのは日本より遅いものの確実に浸透していっている。日本グッズを扱うお店にはアニメオタクと思われるアメリカ人の若者(大人も結構いるが)が休日になると列を作ってお店に並び、推しキャラグッズの品定めをしていたりするのを見かける。

日本のガチャやUFOキャッチャーもあり、大のオトナ(ガタイのいい黒人男性とか)が小さなぬいぐるみを取り逃がして「オーマイガーッ!!」と悶絶している様子はクスッと笑えてしまう。

 

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昨年(2020年)夏の時点では、「鬼滅」はまだ高校生や大学生くらいにしか認知度はなくて、息子が冨岡義勇の羽織柄マスクをしていても反応してくれるクラスメイトは稀だったが、今では現地校の小学生の間でも”Demon Slayer"(「鬼滅の刃」は英語でディモンスレイヤーという)を知らない子はいない。映画がアメリカで公開されてからは、現地校のクラスメイトたちのパソコン内のアイコンがどんどん鬼滅キャラに変化していった。

 

↓日本のコミックスより少しサイズが大きい英語版。

 

2021年のハロウィン、息子は「黒死牟」の衣装、韓国系アメリカ人のお友達は「煉獄杏寿郎」の衣装を着ていた。(息子は本当は「猗窩座」がよかったらしいが、アメリカ北東部の10月末の気温は一桁台なので、あの上半身裸に近い服装は風邪の元になるので全力でやめさせた)

映画だけでなくNetflixでアニメを見た子も増えたし、近所のアメリカ人ファミリーも家族全員で映画館にいって号泣しました、なんて話も聞いた。(アメリカでは鬼滅はPG15指定のため、親が同伴で観に行くケースも多い)

 

映画が公開されると一気に認知度が上がる。

日本ではついに「呪術廻戦」劇場版が公開され、話題沸騰中とのことで羨ましい限り!

 

「呪術廻戦」は英語版でも題名変わらずらしい↓

 

「呪術廻戦」人気はアメリカではまだまだこれから、といったところだが確実に認知度は上がってきている。

グロ描写が鬼滅並みかそれ以上なので、「呪術廻戦」もおそらくPG15くらいにはなりそうだが、アメリカでの映画公開が今から楽しみだ。